ボックスカルバートの敷設作業は、地下空間の有効利用の推進に伴ない、市街地などでの道路側近に家屋が密集した場所や、道路幅一杯に掘削することが必要な場所、あるいは高架橋の直下や送電線等が近接する場所での施工が急増しています。
 したがって、従来のクレーン等の大型機械を使用してきた施工では、困難もしくは大変な労力が掛かることが問題となり、新たな施工技術の開発の必要性が生じてきています。

 本工法は、これらの背景を踏まえ、上記のような施工上の問題を解決するために、新たに開発した自走式台車を使用して、ボックスカルバートを発進ヤードから設置位置まで移動運搬し、据付けるものです。





"Smooth"
市街地及び鉄道、道路高架の下など、クレーン等の機械が近寄れない場所でも、荷卸し地点が一箇所あれば計画管路の据付が可能で、しかもスムーズに作業を行えます。

"Safety"
大重量のボックスカルバートに衝撃を与えず、労力を要することなく、しかも安全性を確保しながら搬送することができます。

"Quality"
据付は、油圧ジャッキ及びスライド機構を操作し、上下方向及び左右方向を微調整することにより正確に位置決定をすることが出来、高精度の施工管理が可能です。






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